case8

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60歳目前、今からでも運用はしたほうがいいのか？

老後に向けた資産運用方法を教えてほしいです。

相談者プロフィール

相談者

女性（58歳）
家族構成

独身
金融資産

預貯金2000万円
住宅ローン

60歳完済予定（完済）
働き方

60歳退職で退職金1500万円の予定。65歳までは再任用で収入減らして働く。

お悩みポイント

今からでも運用はしたほうがいいのか？
老後に向けた資産運用方法を教えてほしい。
銀行預金に預けておくのはもったいないと思っている。
ただ自分は若い世代と違い運用できる時間が短いので不安。
NISAを活用したほうがいいのか。

運用してみたいと思ったきっかけは何ですか？

ずっと銀行預金に預けてたんですけど、金利も付かないしどうしたらいいかなと思っていました。
ただ今58歳でもうすぐ年金生活になるので、運用が間にあるのか不安でそのままになっていました。NISAなら国も推奨しているし安心なのかなと思っていましたが始め方も分からず…

確かに退職が近いと収入が無くなるので運用しても大丈夫か不安ですよね。
マネプロではお客様の状況に合わせて運用のアドバイスをしておりますので、次のステップで面談を重ねていければと思います。

マネプロでは…

商品ありきの提案はいたしません。次のステップに従ってトータルに支援をしてまいります。

ライフプランの結果、○○様の場合、退職金1500万円が60歳で入ってくるので、手元資産は70歳まで使わないことが判明しました。
そのため、2000万円のうち500万円は臨時出費のために置いておき、残り1500万円は運用に回すことが良いと考えます。

このようにライフプランを作ると、いくらのお金をいつまで使わないかが明確になるのですごく分かりやすです！ありがとうございます！また、今まで考えて来なかったですが、年齢が経つほど介護リスクもあるのでよりお金が必要ですね…。

ちなみに運用初心者なんですが1500万円も運用して大丈夫なのでしょうか？

はい、そこはマネプロがフォローしていきますのでご安心ください。
ちなみに基本的に5～10年以内に使うお金は銀行預金で置いておき、それ以外のお金は運用したほうが良いと言われております。その理由や運用のリスク・資産運用の基礎知識などもしっかりとこの後ご説明させていたき、〇〇様がきちんと資産運用に対しての知識を身に付けた上で、具体的な運用プランをご提案させていただければと思います。

マネプロのご提案

70歳以降で使う老後資金に向けた運用プラン
【運用原資】
1500万円

【運用商品】

・株式型の投資信託500万円（期待利回り7％）

・債券購入1000万円（毎年受け取れる利金3％）

今回の提案のプランをお勧めいただいた理由を聞いても良いでしょうか？

はい。まず、今までのお話の中で、運用していく上で長期投資が大切だということはご理解いただいたかと思います。ただ、全額株式運用ですと、リーマンショックのような不景気が起きた時に価格が6割下落してしまうとお話したと思います。運用が初めてである〇〇様にはこの下落は心理的に耐えられないかと考えました。そこで債券を取り入れることで、債券は定期的な利金（クーポン）が確定して毎月入ってきますので、不景気の際にも安心感が得られるのではないかと考えました。
また、満期になったら預けた資金が全額返ってくるので、その点も安心材料になると考えました。

説明ありがとうございます。ライフプランだけでなく私の心理的な部分まで考慮いただいたプランを作っていただきとても納得ができました！
最近NISAの話をよく聞いていてNISAさえ使っとけば安心なのかなと漠然と思っていたりしたのですが、大事なのは運用商品の中身なのですね。とても勉強になりました！
ただ、大きな金額で自分一人では不安なので、資産運用のアドバイザーとして引き続きフォロ―頂けますか？

もちろんです！一緒に将来に向けて一歩踏み出していきましょう！

今回のケースのまとめ

・ライフプランを作成することで、自分が運用してよい金額と運用してはいけない金額を明確に分けることができます。

・資産運用はリターン重視で考えるのではなく、自分のリスク許容度（市場の下落時にどれだけ自分が耐えられるか）を理解したうえで商品選定することが、長期投資をしていく上で大切です。

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