case6
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資産運用を始めたい
何から手をつけて良いのか教えてほしい
相談者プロフィール
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相談者男性(会社員48 歳)
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家族構成妻(専業主婦)、子 2人(小学生・中学生)
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金融資産預貯金 5,000 万円
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住宅ローンなし(完済)
お悩みポイント
- 今まで何もしてこなかったため漠然と不安
- 毎年貯蓄は出来ているが生活費が高いため年金暮らしになるとどうなるのか
- 運用経験がないため恐い気持ちはあるがやってみたい
運用をしてみたいと思ったきっかけは何ですか?
貯蓄もできていますし、今までは考えていませんでした。しかし、物価の上昇が急加速してきたことにより老後について不安に感じてきたからです。
そうなのですね。〇〇様はお話し聞く限りしっかりと貯蓄は出来ているということで素晴らしいですね。しかし我々プロは預金に預けておくことが安心・安全と思っておりませんのでそのあたりをお伝えできればと思います。
マネプロでは…
商品ありきの提案はいたしません。次のステップに従ってトータルに支援をしてまいります。
ライフシミュレーションの結果〇〇様ご夫婦の場合、60歳以降まで預金を取り崩すことはございませんがお子様の進路が私立の場合、話が変わっていきます。そのため私立に行かれた場合を考えて1,500万円は手元に置いておき残りを運用にまわすことがいいと考えます。
ここまで詳しくライフシミュレーションをしたことがなかったのでありがとうございます。年表にすると貯められる期間はそう長くないと実感しました。また、今はコロナなどで旅行に行けないですが毎年旅行に行ったりする場合はなおさら運用が必要だと感じました。
はい。老後は基本的には貯蓄ができないため今まで運用をしてきたものを取り崩しながら使っていき、可能であれば一生涯運用を続けていき使い切れないことがあった場合は次の世代に託していくというのが理想だと感じております。
ご提案した
資産運用プラン
ご夫婦の老後後半へ向けた運用プラン
投資信託商品(株式型・債券型の併用)
(運用原資:3,500万円)
今までネットなどを見ると株式を長期で保有することがいいと書いてありましたが長期運用をする上では分散投資がいいと感じました。
長期投資が大切なのは理解しましたがリーマンショックのようなことが起きた際に100%株式型で運用していたらさすがに耐えられないと思いました…
長期投資が大切なのは理解しましたがリーマンショックのようなことが起きた際に100%株式型で運用していたらさすがに耐えられないと思いました…
はい。確かにネットやYouTubeの情報は間違いではないと思います。最終的に株式のみで長期で保有していた場合、債券を入れるよりもリターンは高いと思います。
しかし人間には感情があるため下落時に耐えられるかは話が別です。我々アドバイザーはリターンの高い商品を紹介するのではなくお客様が安心して長期運用ができる環境を作ることが一番重要だと思っています。
しかし人間には感情があるため下落時に耐えられるかは話が別です。我々アドバイザーはリターンの高い商品を紹介するのではなくお客様が安心して長期運用ができる環境を作ることが一番重要だと思っています。
ありがとうございます。その通りだと思います。
資金用途が明確になったため運用商品の選定も納得感を持って行えそうです!
資金用途が明確になったため運用商品の選定も納得感を持って行えそうです!
今回のケースのまとめ
・資産運用はリターン重視でやるものではない。
・包括的に運用をしていくことで資産全体の平均リターンを物価上昇から守るポートフォリオを構築することが重要
キャッシュフローの作成により将来の資金推移が明確になったことで、資産運用の目的が明確になり、資産運用へ自信をもって踏み出せた。